あおぞら教室

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にゃんにゃん狂想曲 新刊

A5変形正方形/小説/28P/全年齢

ランスロットとジークフリートが不思議な力で猫になってしまう話。
パーシヴァル×ランスロットメインでジークフリート×アグロヴァルも含みます。
  • p1

    にゃんにゃん狂想曲


「ヴェイン」
「パーさん!」
 来てくれたのか! と団長であるジータ達より一足先にヴェインを見つけたパーシヴァルは説明を求めると共に、ある男の所在を尋ねる。
「ランスロットは」
「そこを含めて、今は聞かないでこのまま付いて来てほしいんだ」
 騎士団長であるランスロットの名を告げると言いよどんだヴェインにそう告げられ、それ以上聞くことなく後を追った。
「ここなんだけど……」
 重苦しい言葉と同時開いた扉の向こうにいたのは、二匹の猫。
「……駄犬」
「その猫たち、ランちゃんとジークフリートさんなんだ」
 パーシヴァルの地を這うような声を受けてたじろぎつつも、ヴェインはただ真実を告げる。
「……は?」
「だから、ランちゃんとジークフリートさん」
「にゃー」
 そんな話をしているうちに、黒色の毛並みをした猫がパーシヴァルの足元で鳴いた。
 ヴェインの話によると、たまたまフェードラッヘを訪れていたジークフリートと稽古をつけてもらっていたランスロットが、訓練場に訪れた猫と遊んでいると、何故か二人が猫になってしまった。との事だった。

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7days 新刊

36P/500円

疲労困憊のランスロットを回収したパーシヴァルが二人でのんびりと一週間の休暇を過ごす話です。
  • p1

    7days


と、いう訳で。という言葉と共に、パーシヴァルの眼前に、身を置いている騎空団の年若き団長の指先が突き付けられた。
「……は?」
何がどういう訳かも告げられぬまま、意味の分からない休暇を与えられたパーシヴァルは思わず声を上げるしかなかった。
「だから、お休みです。って」
ふん。と誇らしげな顔でそう告げたのは、この艇で一番の決定権を持っている団長、グランだ。とは言っても一方的に独断で何かを決めるような事はめったにないが、今回は何か様子が違う。
「あ、ちなみにアグロヴァルさんからは、忙しいから帰ってこなくてもいい。って伝言を預かっているので」
そのグランの背後から、彼の双子の妹で同じく騎空団に籍を置いているジータが、ひょこりと顔を出して補足する。人を指さしたら駄目だよ。と兄であるグランを窘めているが、彼女もたいがいパーシヴァルにとっては聞き捨てならない言葉を口にしている。

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